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生活リハビリ事例
2022.09.15
相良デイサービス I様の個別機能訓練「今のままの生活を維持したい」
相良デイサービスでは、個別機能訓練を行っています。今回ご紹介するI様(84歳)は、昔から商店街で商店を営んでいます。店番をしていることに誇りを持っていて、合間には散歩をするのが日課になっていたようです。ご家族からは歩く能力を維持してほしいという希望が聞かれ、I様自身も今のままの生活を維持したいとおっしゃっています。
機能訓練その1
立ち上がった直後にふらっとしてしまう事があります。今はしりもちをついてしまう事はありませんが、事前に安定した立ち上がり方法を習得していただこう練習をしています。
腰を掛けている時の体重(重心)の位置、立った時の体重(重心)の位置をイメージして、体重(重心)がどのように移動していくかをお伝えします。立ち上がる際の体重(重心)の移動は基本的には同じですが個別機能訓練ではお客様が一番安定する方法を提案させていただき練習をしていきます。
立ち上がる瞬間、立ち上がり直後に足底(足の裏)のどこに体重が載っていれば安定するのかをアドバイスさせていただき体重(重心)の移動を体感していただきます。
機能訓練その2
お尻の横の筋肉の強化運動とバランス訓練も行います。正しい運動方向に運動し出来るだけ効果が多く得られる様声を掛けていきます。いつまでもご自身の足で歩けるよう、お客様に合わせ様々な筋力強化運動とバランス訓練を行っています。日課のお散歩が継続できるよう、屋外での歩行の様子も確認し注意点などをアドバイスさせていただいております。
お客様のコメント
84歳「子どもたちがお菓子を買いにくるから、まだ店番は続けるよ。これからも自分の足で歩きたい」
担当者のコメント
人当たりが良く、笑顔が素敵なI様がこれからも元気に過ごせるように私たちもサポートしていきます。
この生活リハビリを実施している拠点
アクタガワ 生活リハビリ相良 デイサービスセンター(牧之原市)