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冒頭の写真は、2022年度の社内コンクール「生活リハビリ大賞」の「広告賞部門」で第１位に輝いた生活リハビリ静岡中央デイサービスセンターの取り組み「歩いてスマイルクラブ」の写真です。

生活リハビリ大賞とは

「生活リハビリ」では、高齢者が地域の中に生きがいや役割をもって生活できるよう、段階的に日常生活の自立度向上へ働きかけ、社会参加や役割の活動を経て、自己実現を目指します。

生活リハビリ大賞とは、アクタガワが県内に展開する様々なサービスのほとんどで取り組んでいるこの「生活リハビリ」の成果を持ち寄り、その素晴らしい取り組みを称賛する社内コンクールです。2022年度においては、以下の5部門を展開し、各部門での受賞拠点及び受賞者が選出されました。

①年間大賞：年度を通しての取り組みを評価

②好事例賞：お客様の生きがいや目標達成に尽力した取り組みを評価

③広告賞：日々の取り組みを社内外に積極的に発信する取り組みを評価

④品質賞：サービス品質を評価

⑤努力賞：介護度の改善や身体機能の改善に成功した取り組みを評価

今回は「③広告賞」と「⑤努力賞」についてご紹介します。

③広告賞

アクタガワの展開するサービス（デイサービス・小規模多機能・グループホーム・有料老人ホーム）を対象に、日々工夫をこらして実施している「生活リハビリ」の取り組みを、広告に起こして積極的に発信をしていくことを奨励しています。その広告を持ち寄り、最も評価された2つの施設が表彰されました。

第1位「生活リハビリ静岡中央・歩いてスマイルクラブ新聞」

受賞施設：生活リハビリ静岡中央デイサービスセンター

生活リハビリ静岡中央では、普段行っている歩行訓練に一工夫し、お客様の個人目標やチーム目標を掲げて取り組んでいく「歩いてスマイルクラブ」を毎日行っています。理学療法士がキャプテンとなり、チーム目標として「日本全国制覇」を掲げ、個々の目標は理学療法士がその方に合ったものを立案します。そして、毎日歩いた距離を合算して距離に換算し、全員でチーム目標の達成を目指します。一人では大変で長続きしないことも、仲間とともに取り組むことで笑顔が生まれ、会話が生まれ、活気と活力に繋がっていきます。

歩いてスマイルクラブ新聞はコチラから→【広告賞・1位】デイ・静岡中央

第2位「ハートフルホーム八幡GH・ユマニチュード×生活リハビリ」

受賞施設：ハートフルホーム八幡グループホーム

フランス発祥の認知症ケアの考え方「ユマニチュード」と、自分らしく生きることを追求する「生活リハビリ」を合わせた取り組みを行っている施設です。広告の中では、お客様の残存能力を活かし、ユマニチュードの「立つ」要素を多く取り入れた事例や、地域交流と結びつけた手指を活用する作業リハビリなども紹介しています。また、こちらのグループホームでは、アクタガワの社内検定「生活リハビリ検定」を修了したスタッフが中心となり、リハビリ専門職のアドバイスを受けながら、そのスタッフが中心となって「生活リハビリ」を進めてくれています。

ユマニチュード＆生活リハビリの広告はコチラから→【広告賞・2位】GH・八幡

ユマニチュード＆生活リハビリの紹介記事もあります→コチラも是非ご覧下さい。

⑤努力賞

アクタガワの展開するサービス（デイサービス・小規模多機能・グループホーム・有料老人ホーム）において、「生活リハビリ」の取り組みを通して介護度の改善や身体機能の大幅な向上が見られた事例を対象に、大きな成果を上げた事例を表彰します。今回は上位2つの事例について、ご紹介します。

第1位「ハートフルホーム有東坂小規模多機能・Y様の在宅復帰を目指して」

受賞施設：ハートフルホーム有東坂・小規模多機能

小規模多機能型居宅介護とは、必要なサービスを必要に応じて、「通い」（デイサービス）を中心に「泊り」（ショートステイ）やご自宅への「訪問」（ホームヘルプ）を組み合わせることができるサービスです。今回のY様の事例は、それらすべてのサービスを上手く活用するとともに、お客様のご家族やご本人の心情に寄り添ったケアとアプローチが行われていました。その中で、日常生活動作のレベルアップが見られ、在宅復帰を果たしています。

Y様が在宅復帰を果たした事例はコチラから→【努力賞・1位】小規模・有東坂

第2位「生活リハビリ静岡中央・歩行能力が大幅に改善したO様」

受賞施設：生活リハビリ静岡中央デイサービスセンター

生活リハビリ静岡中央は広告賞でも表彰されており、ダブル受賞となっています。今回の努力賞の事例では、病気により体力が低下してしまった所から、「生活リハビリ」を経て歩行状態や歩行スピードが大幅に改善し、前向きに生活されるようになったO様をピックアップしています。実際に、3ヶ月の「生活リハビリ」の後、O様の5m歩行速度は15秒以上速くなり、介助量も大幅に軽減されました。理学療法士と介護職員の日々の働きかけと、Y様自身の前向きな取り組みが大きく評価された事例です。

O様の取り組み事例はコチラから→【努力賞・2位】デイ・静岡中央

以上が、2022年度の生活リハビリ大賞・広告賞および努力賞の紹介になります。今後もそれぞれの強みを生かし、お客様の人生を豊かにするサポートをしていきます。

いつまでも「自分らしく」

アクタガワでは、お客様にいつまでも「自分らしい人生」を歩んでいただけるよう、県内に展開しているデイサービス・小規模多機能・グループホーム・有料老人ホームで「生活リハビリ」を実施しています。理学療法士や作業療法士といったリハビリ専門職に加え、介護職員・看護職員とともにチーム一丸となって取り組み、「〇〇に行きたい」「前のように△△が出来るようになりたい」というお客様の希望や目標へ近づけるよう、これからもサポートさせていただきます。一1人でも多くの「笑顔」が増えるよう、これからも取り組んでいきたいと思います。