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静岡県浜松市北区のサービス付き高齢者向け住宅・ハートライフ初生、デイサービス・生活リハビリ初生では、「ふわふわなだし巻き卵を作って食べたい」というリクエストにお応えし、協力しながら美味しいだし巻き卵を作りました。

【動画】

ひとり一個ずつ

合計30個の卵を割りました。片手で割るお客様や卵の殻が入らないようにゆっくりと割るお客様、慣れた手つきで素早く割るお客様など、力加減を調節して手先や指先を上手に使いながら行いました。

ひと巻き、ひと巻き

昔取った杵柄の手付きで、ひと巻きずつお客様に巻いていただきました。巻き方のタイミングも様々で、香ばしくふんわりと焼き上がりました。

ふわふわとした「だし巻き卵」の完成

昆布だしの風味豊かなだし巻き卵の完成です。

お客様のコメント

80代男性　「昔、娘のお弁当は私が作ってたんだよ、懐かしいな。」

90代女性　「あれ、どうやって巻いたっけ？忘れちゃった。」

60代男性　「片手で割れるから、しっかり見ててよ。これくらい簡単だよ。」

担当者のコメント

とてもシンプルな材料ですが、いざ作ってみると奥深さを感じる「だし巻き卵作り」でした。長年作ってきた食卓の味があり、会話の中からご家庭の様子を垣間見ることができました。思い思いの味を話される姿は活き活きとしており、口数が多くないお客様からも笑みがこぼれておりました。シンプルな卵焼きから、大切なご家族との時間に思いを巡らす時間となりました。

作業療法士のコメント

卵を割ったりボールで混ぜたりと行うことで、手指の巧緻性を効果的に高めることができます。卵焼き作りの工程動作では、フライパンに卵を入れフライ返しで返すという、視空間認知で焼き加減も把握してもらうことができました。また、立位バランスの能力も自然と保つことができ、楽しみながら行える生活リハビリレクリエーションとなりました。

こちらのイベントを実施している拠点

アクタガワ 生活リハビリ初生 デイサービスセンター(浜松市)