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五感の生活
2022.10.04
清水銀座デイサービス お月見
9月10日は、十五夜(中秋の名月)です。清水銀座では、デイサービスの一角にお月見団子とススキを用意して十五夜の雰囲気を作りました。何故十五夜では、お月見団子とススキを用意するのかをお客様にご説明させていただきました。少しでも想像しながら読んでいただけたら、幸いです。
お月見の雰囲気作り
五感を感じていただこうと思い、お団子とすすきを用意しました。人々の生活と月は密接に関係しています。特に農作業では、満月を豊穣の象徴として、感謝の気持ちを込めて、芋や豆等の収穫物を備えておりました。時代が経つにつれて、芋や豆に加えてお米で作ったお団子も飾られるようになったそうです。また形が丸く月に似ていることからお団子が定着していったようです。稲穂に関しては、まだ穂が実る前であったことから、穂のでたススキを稲穂の代わりにして飾ったとのことです。またススキには、神様をお招きする依り代としての意味もあります。魔よけの効果があると信じられており、災いなどから収穫物を守り、翌年の豊作を願う意味が込められているそうです。
季節感を少しでも感じていただけたら幸いです。
十五夜の月
実際の月はあいにくの天気ではありましたが、雲の隙間から明るい光を照らしてくれました。
お客様のコメント
92歳女性「お団子食べたいな。美味しそう」
97歳女性「今夜は良い天気ですか。晴れると良いな」
94歳女性「もう15夜でお月見の時期になったんですか。今年も早いですね」
担当者のコメント
十五夜と聞くと、もう夏が終わり、季節が秋になります。朝晩は風が冷たくなります。高齢のお客様は体調を崩す危険性がありますので、健康観察をしてお客様の体調にはより注意をもって対応していければと思います。来年の中秋の名月は、すっきり晴れることを祈ります。
この生活リハビリを実施している拠点
アクタガワ 生活リハビリ清水銀座 デイサービスセンター(静岡市清水区)