Recreationレクリエーション
【動画】初生デイサービス 園芸療法レクリエーション
静岡県浜松市北区のサービス付き高齢者向け住宅・ハートライフ初生に併設されている生活リハビリ初生では、作業療法士主導の元、長年の夢であった「園芸療法」をスタートしました。「リハビリをより身近に感じ、自然と身体が動く」その様なリハビリメニューを取り入れながら、楽しく行うことを意識しています。園芸を始めたことによって梅雨の長雨も明るく感じ、四季の移り変わりをより一層感じるようになりました。
【動画】
野菜の観察と歩行訓練
日々の歩行訓練で野菜の成長を観察します。お客様から、作物の植え方や間引き方、収穫の仕方など農業の様々な知識を職員が教わります。
収穫
トマトのヘタ付近まで赤くなってきたら収穫時です。目線を合わせて優しく採ります。
いただきます
※食事中のため、マスクを外して撮影しています。
トマトの中には、甘いトマト、酸味のあるトマト、少し早熟なトマトもありましたが「いろんな味があるのが、自家製の農作物なのよ」と、お客様同士会話が弾んでいました。
一緒に収穫したナスは、職員が一夜漬けを作り昼食時に提供しました。漬かり具合が程よく、とても美味しく召し上がっていただくことができました。
お客様のコメント
80代男性「美味しいトマトだよ」
80代女性「このトマトは早熟ね」
90代男性「漬物があるとご飯が進むよ」
90代女性「私は、ぬか漬けを作ってたのよ」
職員のコメント
園芸を始めて「建物外周をする自信はないけど、トマトの所までだったら歩ける」と、歩行訓練に参加されるお客様が増えました。秋には、土嚢袋で育てているサツマイモの収穫があります。美味しく育つように、お客様が中心となって水やりを行っています。
作業療法士からのコメント
園芸療法では、お客様にプランターに土入れ、苗植え、摘心、収穫時期のアドバイスをいただきながら行っています。作業をする中で、お客様同士自然に役割分担がうまれ、普段口数が少ないお客さまも作業を楽しそうに行っていらっしゃいました。園芸という作業を介すことで、普段コミュケーションをとることが苦手な方でも自然とコミュケーションが出来るという良い所があります。そして、土を触れるという行為には癒しの効果もあると言われていますが、手への感覚刺激(物を掴む、手の巧緻性)、園芸の各々の工程には手と目の協調性を要す作業が多く、リハビリの要素が多く含まれています。
こちらのレクリエーションを実施している拠点
アクタガワ 生活リハビリ初生 デイサービスセンター(浜松市)