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生活リハビリ事例
2022.05.11
相良デイサービス S様の個別機能訓練
昭和13年生まれのS様は、ご本人の「もう少し上手に歩きたい」という思いやご家族の「歩行状態が向上できればいい」という希望があり、2020年に個別機能訓練を開始しました。週2回の機能訓練を行い、歩行や立ち上がり・入浴時に下衣着脱がスムーズに行えるような練習など、S様のニーズや身体状況を把握して理学療法士が計画を作成しています。
機能訓練その1
脚の内側の筋力が低下してきており膝が外向きになってしまっている為、立ち上がる時に脚の力を十分発揮できていませんでした。まずは脚の内側の筋力を鍛えます。お手玉を膝の間に挟み何分保持できるか毎回チャレンジしています。少しずつ保持時間が延びてきています。
機能訓練その2
立ち上がりや歩行などに必要な脚の筋力を鍛えます。重りを付けて様々な方向に脚を動かし様々な筋肉を個々に鍛えていきます。
機能訓練その3
膝が前を向き、脚の機能を十分活かし立ち上がることが出来るようになりました。手すりなどにつかまらなくても繰り返し安定した立ち上がりが出来ます。これからは日常生活の中で安全な立ち上がりが出来るように練習を続けていきます。安定した立ち上がりが出来ると、その後の歩行練習も足取りが軽くなったように感じました。
お客様のコメント
とにかく転ばない様に気を付けているよ。どこをどうやって動かすのか教えてもらってる。楽しくやってるよ。
担当者のコメント
個別機能訓練では体操を行うだけでなく、若いころの話しをしたり、家族や友達の話をしたりといろいろな話をしています。その会話の中から困っている事ややりたいことを引き出す事もあります。気候が良い時には近くまで花を見に行ったり散歩にも出かけています。毎回とても楽しそうです。今後も目標にあるように上手に歩けるように頑張ってほしいです。
この生活リハビリを実施している拠点
アクタガワ 生活リハビリ相良 デイサービスセンター(牧之原市)