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転倒せずに色々チャレンジしたい アクタガワの生活リハビリ
目次
アクタガワの生活リハビリとは
アクタガワの生活リハビリでは「腕を上げる」「足の曲げ伸ばし」といった“機能の向上”だけを目的とするのではなく、本人、ご家族様の「箸を使って食事する」「歩いて買い物に行く」といった希望に沿い日常生活の“「○○したい」の実現”を目標としてアセスメントを基に個別プログラムを作成します。個別プログラムの実施結果は科学的データを基にしながら目に見える形で評価します。
ご本人様の基本情報
性別・年齢:男性 67歳
要介護度 :要介護3
前職 :営業事務
現病・持病:頸椎後縦靭帯骨化症、胸椎黄色靭帯骨化症
趣味 :カメラ・将棋・ボーリング
既往歴 :糖尿病・股関節症
ご本人・ご家族の希望
ご本人)「転倒せずに色々チャレンジしたい」
ご家族)「薬の飲み忘れなど無く、元気に生活してほしい」
生活リハビリ目標
短期目標)「敷地内で景色やレクリエーション作品をカメラで撮影することが出来る」
長期目標)「屋外歩行訓練時に写真を撮り、御門台カレンダー(予定表)に掲載する」
リハビリの目的
理学療法士(PT):カメラを持った状態で安定した姿勢を取れるようになる
作業療法士(OT):カメラの操作を円滑に行えるようにする
生活リハビリ個別プログラム
理学療法士(PT):屋外での歩行訓練および段差昇降、跨ぎ動作で下肢の筋力トレーニング
作業療法士(OT):紐結び、紙めくり、小球移動など指先のトレーニング、棒体操で上肢トレーニング
介護職員:ご本人のモチベーションを上げる声掛け、写真撮影時の近位見守り(安全確保)
改善ポイント
①下肢筋力およびバランス能力が向上し、中腰姿勢が取れるようになった。
②指先の細かい動作がスムーズなり、ぶれずにカメラを操作できるようになった。
改善数値
改善数値①
改善数値②
開始当初は、首から背中、股関節にかけて可動域制限があり、前に屈む動作や中腰姿勢が不安定かつ困難な状態でした。左手は持病の影響で、筋力低下や動きのぎこちなさがあり、指先の細かい動作が困難な様子でした。 目標についてはカメラを構えた際に前後にふらつきが見られ、不安定な様子があり見守りが必要なレベルでした。また何回かカメラを構えると腕が疲れてしまい、カメラがぶれる様子でした。
まとめ
現在は、歩行能力や歩行時のバランス能力が改善し、屋外歩行や跨ぎ動作などの応用動作も安定して行えるようになりました。また敏捷性も改善し、ふらついた際の反応もすばやくなってきました。屋外歩行も砂利道やデコボコした不整地歩行も安定してできるようになりました。指先の動きについては左手の動きづらさが課題でしたが、以前よりスムーズに動かせるようになり、カメラの操作についても困難なく行えています。写真撮影の練習を行う際も中腰姿勢でカメラを構えることができ、デイサービスのカメラマンとして、施設の掲示物や生け花の写真を撮って頂いております!
この生活リハビリを実施している拠点
静岡市清水区 アクタガワ 生活リハビリ御門台 デイサービスセンター
アクタガワ(本社:静岡市葵区)は静岡県内、静岡市葵区・静岡市駿河区・静岡市清水区・
浜松市北区・牧之原市・藤枝市・富士市・駿東郡長泉町にてデイサービスを提供する拠点を運営しております。