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娘とのドライブでのお出かけを、歩いて楽しめるようになりたい アクタガワの生活リハビリ
目次
アクタガワの生活リハビリとは
アクタガワの生活リハビリでは「腕を上げる」「足の曲げ伸ばし」といった“機能の向上”だけを目的とするのではなく、本人、ご家族様の「箸を使って食事する」「歩いて買い物に行く」といった希望に沿い日常生活の“「○○したい」の実現”を目標としてアセスメントを基に個別プログラムを作成します。個別プログラムの実施結果は科学的データを基にしながら目に見える形で評価します。
ご本人様の基本情報
性別・年齢:男性 87歳
要介護度 :要介護4
前職 :大工の棟梁
現病・持病:脳梗塞、前立腺肥大、眼底出血
趣味 :散歩、小学生の通学の見守り
既往歴 :過活動膀胱、尿路感染
ご本人・ご家族の希望
ご本人)「歩けるようになりたい」
ご家族)「歩けるようになるのであれば、歩いてもらいたい」
生活リハビリ目標
短期目標)「福祉用具を使用し、施設内を歩いて移動できるようになる」
長期目標)「娘様とのドライブでのお出かけを、歩いて楽しめるようになる」
リハビリの目的
・立ち上がりや立位保持の安定
・下肢筋力の強化
・移動時の介助量の軽減
・歩行能力の獲得
生活リハビリ個別プログラム
理学療法士(PT):車椅子orベッド上背臥位での関節可動域訓練、徒手による下肢の筋力増強、立ち上がり訓練、立位での足踏み運動、歩行訓練
看護師:スクワットによる下肢筋力トレーニング
介護師:トイレ時の介助量を減らし、自立にて実施する
改善ポイント
①車イスからの立ち上がりが難しい→→→手すりがあれば見守りだけで出来る様に
②両手引きで短距離の歩行→→→歩行器での歩行訓練が出来る様に
開始当初はバルーンカテーテル留置し車イス生活で、車イスからの立ち上がり自体困難で保持はできないレベルでしたが、立ち上がり訓練を反復して行うことで手すりを用いれば、見守りだけで出来る様になりました。歩行に関しては、まず、足踏み運動を行い、両手引きにて短距離での歩行訓練を実施していきました。徐々に歩行距離を伸ばしつつ、介助量を減らしていき、現在は休憩を挟みながらデイルームから食堂まで3往復(30m×3)を片手引きにて歩行可能に。その際ほとんどセラピストに頼ることはなく歩けています。
まとめ
開始当初はあまりリハビリに前向きな方ではなく、リハビリ中も笑顔など見られなかったのですが、現在は「今日はやってくれるか?」「歩きたい」との言葉をご本人の方から頂けるようになり、リハビリ自体を非常に楽しみにして頂いているようです。
この生活リハビリを実施している拠点
藤枝市 アクタガワ 生活リハビリ 藤枝高柳 デイサービスセンター
アクタガワ(本社:静岡市葵区)は静岡県内、静岡市葵区・静岡市駿河区・静岡市清水区・
浜松市北区・牧之原市・藤枝市・富士市・駿東郡長泉町にてデイサービスを提供する拠点を運営しております。