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八幡デイサービス 生活リハビリ「役割を獲得し、自信をつけたい」
目次
アクタガワの生活リハビリとは
アクタガワの生活リハビリでは「腕を上げる」「足の曲げ伸ばし」といった“機能の向上”だけを目的とするのではなく、本人、ご家族様の「箸を使って食事する」「歩いて買い物に行く」といった希望に沿い日常生活の“「○○したい」の実現”を目標としてアセスメントを基に個別プログラムを作成します。個別プログラムの実施結果は科学的データを基にしながら目に見える形で評価します。
ご本人様の基本情報
性別・年齢:女性 91歳
要介護度 :要介護1
前職 :スポーツ用品店で販売
現病・持病:認知症
趣味 :旅行
既往歴 :多発性脳梗塞
ご本人・ご家族の希望
ご本人)「もっと家のことをやりたい」
ご家族)「デイに行って人と接してほしい」
生活リハビリ目標
短期目標)「室内を杖なしで安定して歩くことができる」
長期目標)「デイサービスで役割を獲得し、自信をつける」
リハビリの目的
・下肢筋力の強化
・姿勢の改善
・歩行の安定性強化
・出来る事を見つけて自尊心を高める
生活リハビリ個別プログラム
作業療法士(OT)ストレッチ、体幹・下肢の筋力トレーニング、バランスボールでのバランス運動、モップ操作練習
介護職員)お掃除レクの時にモップがけをやっていただくようお声がけ・見守り
改善ポイント
①「モップがけ」の役割を与えられたことで自尊心が高まった。
②トレーニングにより自信がつき、好きなお掃除をすることで笑顔が見られた。
③自尊心の高まりにより、「こっちもモップかける?」といった積極性が出た。
まとめ
開始当初は、家事のほとんどを同居のお嫁様がやってくれるので、「今までは全部やってきたのに…。」といった役割の喪失による自尊心の低下をうかがわせる発言がよく聞かれていました。杖歩行でADLは入浴以外は自立しているので体験と下肢のトレーニングを行って日常動作に自信をつけ、役割をもっていただけるようサポートしました。
現在は、モップ掛けをお願いすると積極的に「こっちもやる?」といったお声が聞かれ、ベッドの下などしゃがむ動作も安定してきています。感謝の言葉をお伝えすると笑顔がみられ、以前よりもリハビリに対する意識も向上し、イキイキとした姿がみられます。
この生活リハビリを実施している拠点
アクタガワ 生活リハビリ八幡 デイサービスセンター(静岡市駿河区)
アクタガワ(本社:静岡市葵区)は静岡県内、静岡市葵区・静岡市駿河区・静岡市清水区・
浜松市北区・牧之原市・藤枝市・富士市・駿東郡長泉町にてデイサービスを提供する拠点を運営しております。