Recreationレクリエーション
清水銀座デイサービス 七夕祭りのくす玉づくり
清水銀座デイサービスでは、7月の七夕まつりにむけて、「くす玉」の飾り付け作り始めました。今回は、その様子についてご紹介します。
七夕まつりの由来
七夕は「たなばた」「しちせき」とも読み、古くから行われている日本のお祭り行事です。毎年7月7日の夜に、願い事を書いた色とりどりの短冊や飾りを笹の葉につるし、星に願いをお祈りします。「七夕伝説」は、昔の中国で生まれましたが、日本では、天の川で離ればなれになった「織り姫(おりひめ)」と「彦星(ひこぼし)」が、1年に1度会う事ができる童話として親しまれています。
清水七夕まつりのはじまり
清水七夕まつりは、昭和28年に清水市(現在の静岡市清水区)の商店街を中心に、戦後の復興と商業の益々の発展を目指して開催されたのがはじまりです。「清水市商店街連盟(現在の清水商店街連盟)」が中心となり、七夕飾りコンテストなどイベント性豊かなまつりとして定着してきました。
昭和の七夕豪雨
昭和49年の「七夕豪雨」で、巴川とその流域では大洪水となり、清水銀座・駅前銀座ともに被害を免れることができず、多くの犠牲がでました。それ以降の「清水七夕まつり」は、7月7日に犠牲になった方々、ご先祖の霊の供養、そして「平和」への祈りの意味を含むようになってきました。
七夕飾りの作り方
まずは、昨年飾り付けした「くす玉」の表面を、はがしていきます。
竹でできた「くす玉」の骨組みのに、下地としてまんべんなく「新聞紙」を貼り付けていきます。新聞紙を貼り付け、乾燥させる工程を繰り返しながら、表面全体に貼り付けます。
くす玉の下地ができあがったら、色とりどりの飾り付けを貼り付けていきます。
写真は、昨年子供達が喜ぶようにと飾り付けした「アンパンマン」や「ウルトラマン」です。今年はどんな飾り付けにするか、話し合いながら決めるのも楽しみの一つです。
お客様のコメント
90歳女性「今から七夕まつりが楽しみだよ。」
88歳女性「子供たちが喜んでくれたらうれしいなぁ。」
84歳女性「みんなでお話しながら、完成させるのが楽しいね。」
担当者のコメント
昨年9月の台風は、清水銀座周辺でも巴川が氾濫し、大きな被害が出てしまった所もありました。地域で力を合わせて復旧を目指したことで、地域への思いも強まったよう感じています。
伝統ある清水七夕まつりの「くす玉飾り」は、一つひとつが地域の人々の手作りです。ハートフルホーム清水銀座も、毎年3ヶ月程前からくす玉飾りの準備を始め、祭り当日には大竹竿を設置、お披露目させていただいています。
今年の七夕まつり清水銀座エリアは、伝統から離れ、大竹竿を出さず台座の上に飾り設置する形式に代わることとなりました。新形式のイメージを共有しつつ、先ずは、くす玉ベースを固めていくことといたしました。本番お披露目に向けて、楽しく作業を進めていきたいと思っています。
このイベントを実施している拠点
アクタガワ 生活リハビリ清水銀座 デイサービスセンター(静岡市清水区)