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食事
2022.10.20
高柳デイサービス 10月のおやつ作り「鬼まんじゅう」
ハートライフ高柳では、10月に鬼まんじゅうを作りました。「鬼まんじゅう」は愛知県の郷土料理で、戦中、戦後の食糧難の時代に、比較的手軽に手に入ったさつまいもと小麦粉を使ってつくられていました。角切りにしたさつまいもの角がゴツゴツ見える様が、鬼のツノや金棒を想起させたことからこの名がついたと言われています。
さつまいもの下準備
まずはサツマイモを食べやすい大きさに四角く切っていきます。皆様慣れた手つきで次々さつまいもを切って下さいました。四角く切ったサツマイモは予め電子レンジで蒸かしておきます。
まんじゅうのタネ作り
サツマイモをふかしている間に、ボウルに小麦粉、砂糖、牛乳を入れて混ぜていきます。途中で交代しながらお客様にかき混ぜていただきました。
ホットプレートで蒸し焼き
サツマイモを先程のボウルの中に混ぜ入れ、アルミカップに移し、ホットプレートで15分ほど蒸していきます。タイマーを使わずとも、お客様が時計をじっと見つめて数えて下さり、15分が過ぎると直ぐに教えて下さいました。ふたを開けると、湯気と共にさつまいもの甘い匂いが広がり、「おいしそう」と拍手をして下さいました。
食事の様子
※食事中の為、マスクを外して撮影しています。
お客様のコメント
99歳女性「昔はたべるものがほとんど無くてね。こういう料理がとっても美味しかったんだよ。なつかしいね」
85歳男性「美味しいね。やっぱり自分で作ったからかな。次も参加したい」
88歳女性「なつかしい味がします。小さい頃食べたけど、今食べても美味しいですね」
担当者のコメント
出来上がった鬼まんじゅうに皆様大変喜んで下さいました。感想を聞くと、多くのお客様が懐かしい味だよ、と答えてくださいました。戦時、戦後の大変だった経験をお話ししてくださる方もいらっしゃり、お客様にとって思い出深い料理である様子でした。
この食事を実施している拠点
アクタガワ 生活リハビリ高柳 デイサービスセンター(藤枝市)