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静岡中央デイサービス 生活リハビリ事例~O様~
※記念撮影のためマスクを外して撮影しています。
静岡中央デイサービスでは、お客様の「やりたい!」「なりたい!」を叶えるお手伝いとして、理学療法士や看護師、介護職員が生活リハビリメニューを作成し実施しております。今回はその一例をご紹介します。
目次
O様のご紹介
※記念撮影のためマスクを外して撮影しています。
H・O様 80代 女性
介護度:要支援2
昨年の10月から当デイをご利用いただき1年が経ちました。北海道出身ということで、少しなまりのある話し方がとても可愛らしいお客様です。
ご本人様の希望・目標
O様の希望「いつまでも自分の足で歩いていたい」
個別機能訓練の目標:歩行機能の維持・向上。現在のADLを維持し、ご自宅での生活の継続
生活リハビリの様子
理学療法士による個別機能訓練
座位や立位で後方重心になりやすいため、頸部背面、背筋の過緊張を軽減させ、腹筋を使いやすくするための訓練を行っています。この他、可動域制限の出やすい体幹・股関節などに対して介入しています。
工作レクへの参加
当デイは週1回、工作レクの日があります。H様は手指の巧緻性向上を目的として参加されています。「上手に作れないから」と言いながらも、可愛らしいカレンダーやイベントで飾る掲示物の作成をして下さっています。
生活リハビリクラブ『歩いてスマイルクラブ』への参加
当デイでは毎日『歩いてスマイルクラブ』として全体歩行訓練と下肢の運動を行っています。O様は歩行時にふらつきがみられるため、安全な杖歩行の獲得と全身性持久力向上を目的として参加されています。運動の際の掛け声やリズム体操には声でも参加してくださっています。
『ちょこリハ』で自主トレーニング
当デイで実施している『ちょこリハ』は「~いつでも、どこでも、誰でも、気軽に~」を合言葉に、2週間に1種類ずつ、デイのちょっとした隙間時間に行える運動をご紹介しています。運動内容はプリントにして希望者にお渡ししていますが、O様は第一回からプリントをご希望され、ご自宅で毎日取り組んで下さっています。
結果と現状報告
座っている時に、背もたれに背中を押し付けてしまうため、臀部が前へ滑りやすくなってしまいます。アプローチをした後は、お腹に力が入りやすく、背もたれから背中も離れ同じテーブルのお客様ともお話が盛り上がっていました。
先日は屋外歩行訓練に参加され、周りの風景をみながら石畳や段差も介助なしで歩くことが出来ていました。フロア内やご自宅でもT字杖で安全に移動されています。
お客様のコメント
「ここに来るととても楽しいです。今のままの生活ができるようにこれからも頑張ります。」
担当者のコメント
様々なことに興味を持ち、自ら行動される方です。「ちょこリハ」だけではなく、工作レクやイベントなど、いつも笑顔で参加して下さっています。これからもO様が楽しみながら取り組んでいただける生活リハビリを考え、実施していきたいと思います。
この生活リハビリを実施している拠点
アクタガワ 生活リハビリ静岡中央 デイサービスセンター(静岡市駿河区)