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デイサービスで過ごす一日|一日の流れ
デイサービスは身体介護や生活支援だけでなく、機能訓練を行い、健康維持を維持する役割も担っています。しかし、利用を検討されている方も、実際のデイサービスではどのように過ごすのかご存じない方も多いのではないでしょうか。こちらの記事では、アクタガワのデイサービスの一日の流れと受けられるサービス内容についてご説明します。
目次
デイサービスの一日の流れ
デイサービスの一日の流れはどのようなものでしょうか。当社デイサービスの営業時間は送迎含まず9:30~16:35で、一日のスケジュールは下の表のようになっています。この章では、朝の迎えから帰宅まで説明します。
迎え
朝の迎えは利用者の自宅まで送迎車で迎えに行き、9:30までに施設へ到着できるよう行います。現在、当社では、新型コロナウイルス対策として、迎えの際に検温・手指消毒を実施しています。施設到着後は、手洗い・うがいをお願いしています。
送迎は自宅環境を確認する機能もあり、玄関や必要時は自室まで行くこともあります。一人暮らしをしている利用者の場合は、部屋の様子の変化等をご家族にお伝えする場合もあります。また、帰宅時の室温が高い場合などは、熱中症予防のため、エアコンの使用の声掛けやスイッチを入れる等の支援もしています。
バイタルチェック
施設に到着して最初に行うのが水分補給とバイタルチェックです。看護師が体温だけでなく、血圧もチェックし、その日の健康状態に異常が無いか確認します。血圧が不安定な方も多いため、健康状態の確認は重要です。継続して利用されている方の場合、異常の早期発見にもつながります。また、水分補給を定期的に促すためにも、デイサービス到着後はお茶などで水分補給をしてもらいます。
朝の会
バイタルチェックが終わると朝の会が始まります。朝の会では、アイスブレイクとして当日の利用者の名前を一人一人呼んだり、職員を紹介・挨拶したりします。その後、「今日は何の日?」など、職員が利用者に興味をもって聞いていただけるような話をします。トークの合間に利用者に話しかけ、コミュニケーションを取り、「思い出す」「連想する」「考える」など脳を活性化させながら話を盛り上げます。
体操
デイサービスでは午前中も簡単なレクリエーションを行います。デイサービスには機能訓練の場としての役割があり、午前中は体操をすることが多いです。毎日体操を行うため、利用者が飽きないようにラジオ体操や地域独自の体操などいくつか種類を用意しています。映像を見て体操することもありますが、職員が一緒に行い、利用者に声をかけながら体操しています。また、当社には理学療法士がおり、月1回ほどzoomを活用した理学療法士の体操教室も行っています。理学療法士や作業療法士がいる時は、利用者の状態に合わせた個別の機能訓練も実施しています。
入浴
ご家族が介護の必要になった方の入浴を自宅で行うのは身体的にも精神的にも負担が大きいです。そのため、デイサービスで入浴する方が多くおります。当社のデイサービスの入浴は全て個浴で1人の利用者を職員2人でケアします。基本的には介護職員と看護師の2人体制です。介護職員が衣類の着脱や全身を洗う、湯船に浸かる等を支援し、看護師は衣類の着脱や薬を塗る等の処置をします。当社デイサービスでは、機械浴層やリフトの設置により、自宅の湯船に入ることが困難な方も安全に入浴できる環境となっています。
昼食
要介護状態にある高齢者は、栄養をしっかりと摂ることで、状態の悪化を予防し、体力をつけることが大切です。高齢になると食が細くなりがちですが、デイサービスでは確実な栄養摂取ができるように、イベント食や食事形態を変えるなど、様々な工夫がされています。また、加齢により唾液が少なくなっていたり、嚥下能力(飲み込む力)が低下したりします。昼食前に口腔体操を行い、唾液の分泌を促し、誤嚥(食べ物が食道ではなく、気管に入ること)を予防しています。利用者それぞれの嚥下(飲み込み)状態に合わせた食事形態やとろみを付けた飲み物を提供しています。職員は利用者の食事中はむせなどに注意しながらお茶を淹れるなど、安全に食事がとれるように見守っています。
食事後も、一人ひとりの食事摂取量を記録するなど注意を払っています。食事量は体温、血圧と同じく健康状態のバロメーターと言えるもので、食事量が減っていることから異常に気づくこともあります。
休憩
昼食後は休憩時間を取ります。他の利用者との会話を楽しまれる方、テレビを観られる方、など過ごし方はさまざまです。お手伝いすることがお好きな方は食器拭きや新聞畳みをされる方もおります。食器拭きや新聞畳みは、後述する生活リハビリの一環として実施することもあります。
レクリエーション
午後のレクリエーションの種類は幅広く、工作・買い物・外出・散歩・音楽などです。お客様に楽しんでいただくことを第一に、職員がユニークなレクリエーションを考案・実施することもあります。買い物レクは食器拭き等の家事をやってくれた利用者に、当社オリジナル通貨のハーツを差し上げています。定期的にハーツ商店を開催し、利用者が欲しいものをハーツで購入できるというレクです。
レクリエーションでは専門の講師を招いて行うこともあり、普段接している職員とは違う「先生」の登場で、皆さん真剣な本格的なカルチャーを学ぶこともできます。また、理学療法士や作業療法士考案のレクリエーションでは身体機能の維持向上、脳の活性化などを意識しながら楽しんでいただけるよう配慮しています。
おやつ
おやつはゼリーやシュークリームなどのデザートとお茶やコーヒーを提供しています。甘い物がお好きな方も多く、食事は進まなくてもおやつは完食される方もいます。当社では、おやつ作りをレクリエーションとして実施することもあります。普段のおやつでは提供されていないアイスを使ったパフェ、新鮮な果物を使ったフルーツポンチなどを楽しんでいただくこともあります。施設のおやつレクを紹介している記事はこちら
帰宅
デイサービスの時間が終了するとご自宅までお送りしています。帰宅時は当日の様子記録を持ち帰り、デイサービスでどのように過ごしたのかご家族と共有できるようにしています。迎え時と同様にご自宅の環境を確認しています。利用者状態に合わせて、気温の高い自室にエアコン起動する等、支援しています。
アクタガワのデイサービスで受けられるサービス
上記の一日の流れに加えて、当社のデイサービスで受けられるサービスがあります。この章では、生活リハビリ、ケアリラクゼーション、カフェリハ、理美容についてご説明します。
生活リハビリ
生活リハビリは、日常生活をリハビリと捉え、利用者一人ひとりの人生に寄り添った目標を設定、役割や運動を通して生きがいを感じられる毎日の暮らしを目指すことです。生活リハビリ実施の流れは以下の通りです。
①導入前に利用者の趣味や仕事、諦めてしまったことを聞き取ります。
②身体機能の向上だけでなく、段階的に日常生活の自立度向上を働きかけ、できることを維持しつつ、できることを増やします。
③様々な成功体験を重ね、自己実現を目指します。
当社では、毎年、生活リハビリで素晴らしい改善が見られた方を表彰しています。実際のリハビリの様子はこちら
ケアリラクゼーション
ケアリラクゼーションとは、落ち着いた空間でフット&ハンドリラクゼーションを提供するサービスで、利用者にリラックスを促し、心身のバランスを整えることを目的としています。落ち着いた空間でリラックスを促し、心から安らげるケアリラクを提供することで 心身のバランスを整えるとともに、デイサービスに抵抗がある方にも「気持ちいい」の提供で、デイサービスに通うきっかけとしても好評です。当社のデイサービスでは、「参加の場」をテーマに、多様なイベントやレクリエーションを実施しています。ケアリラクゼーションを通じて、お客様が主体的に参加していただける環境を整えております。
カフェ&リハ
カフェ&リハは通常のデイサービスと異なり、カフェをモチーフにした内装でくつろぎつつ、リハビリを積極的に行う施設です。昼食は季節の限定メニューを含んだ10種類からお好きなメニューを選択します。リハビリは専門的な知識を持った職員(理学療法士・作業療法士)が利用者のできることを増やすために身体機能の向上を支援します。こちらの施設でもケアリラクゼーションとして、手足のマッサージ等を実施しています。
カフェリハは現在、静岡市葵区千代田にて営業しています。施設詳細はこちら
理美容
当社のデイサービスでは、月1日ほど美容師が訪問し、ヘアカットやヘアカラーのサービスを受けることができます。ご家族が理美容に同行することが難しい方など利用される方は少なくありません。理美容の後は髪が整い、気持ちもスッキリして嬉しそうにしている方もおります。
アクタガワのデイサービス
こちらの記事では、当社のデイサービスを日中利用する流れと受けられるサービスについてご説明しました。基本的な利用時間は9:30~16:35です。短時間利用ご希望の方は利用希望の施設までご相談ください。アクタガワでは、利用者のできることの維持や増やすこと、認知症の専門知識を持った職員が認知症ケアに取り組んでいます。当社のデイサービスはこちら