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押切デイサービス 生活リハビリ事例集 A様
※食事中のため、マスクを外して撮影しています。
静岡市清水区のサービス付き高齢者向け住宅、ハートライフ押切では、生活リハビリに取り組んでいます。こちらの記事では、生活リハビリ事例をご紹介します。
2022年2月にも生活リハビリの取り組みを紹介させていただいたA様ですが、2023年9月上旬に突然SPO2(経皮的動脈血酸素飽和度)が70%代に低下し(普段98%)救急搬送され2週間の入院となりました。退院後ハートライフ押切に戻られましたが、身体状況の低下がみられ、12月から本格的にリハビリを開始されました。定期的な運動習慣と身体機能の回復を目指し、持ち前の明るい性格で前向きに頑張るA様をご紹介します。
目次
生活リハビリの様子
日によっては座位の傾きが著明なこともあり、このままの姿勢が進行してしまうと背骨の変形につながる可能性もありました。定期的な運動を取り入れていくうちに、著明な傾きが生じることが減ってきました。最近は大きな鏡を見ると自発的に姿勢を直そうとする積極性がみられてきました。
目標:自分で移動したい
※撮影の為、マスクを外して撮影しています。
自分で移動したい、と頑張っているA様。最初は手すりを利用する事が多かったのですが、次第に手足を使って駆動する日が増えてきました。自分で移動出来るようになると笑顔が見られるようになりました。筋力強化も兼ねて、日々練習中です。
無意識のまま起立すると足の位置が壁に近過ぎて、おでこも壁にぶつけてしまいそうでした。足の位置を壁から離し、適切な位置を覚えていただく目的でマーキングしました。それだけで背筋もまっすぐな立位が出来るように。意識しながら立つ練習を重ねていきます。
風船やボールなど分かりやすい目的物を使用して、上肢の大きな動きを引き出します。風船バレーもとても上手で、ご本人のその日の調子に合わせてリハビリ内容を変えていきます。
居室内でお一人で移動する時がしばしばあるA様。しかしお一人で歩くのはまだまだ危険なため、個別リハビリの時間帯に歩行練習を行います。
目標:自分で食べたい
※食事中のため、マスクを外して撮影しています。
退院直後はペースト食で食事介助が必要でしたが、少しずつ食形態を見直していき今はキザミ食になりご自分で召し上がっています。むせ込みなどに十分気を付けながら今後も楽しい食事時間を提供していきます。
何事も積極的に
「書き初め、私もやりたい!」と何事も積極的に取り組まれます。頭に浮かんだ言葉を自由に書いていると、自然に顔もほころびます。
初詣にも積極的に参加しました。
仲良しファミリー
※記念撮影のため、マスクを外して撮影しています。
沢山のご家族が会いに来てくださり、記念撮影を行いました。仲の良さがうかがえる素敵な一枚です。これからも、元気な姿をご家族に見せたいというA様のご希望が叶うよう職員一同A様をサポートしていきます。
お客様のコメント
これからも積極的にリハビを行い、筋力をつけていきたいと思います。そして、家族が面会に来たときには元気な姿をみてもらい、たくさん会話もしたいと思います。おいしい物もたくさん食べたいです。
担当者のコメント
昨年9月の退院後、かなり体力が落ちていましたが徐々に本来のA様に戻ってきました。退院後は口数も少なく、話しをしても声に力がありませんでたが、しっかりと声も出るようになりました。本当によかったです。これからも積極的にリハビリに励んでいただきたいと思います。
この生活リハビリを実施している拠点
アクタガワ 生活リハビリ押切 デイサービスセンター(静岡市清水区)