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押切デイサービス 生活リハビリ事例集 H様(令和5年6月)
※記念撮影の為、マスクを外して撮影しています。
リハビリというと「劇的に体の動きが改善する」というイメージをもっている方もいるかも知れませんが、高齢者の施設では現実的に劇的に変わるということは稀な例というのが現状です。それよりも大切なことは「変わらない」ことです。今の状態を3年、4年と長い期間、保ち続けることです。日々のリハビリがあって「変わらない」を実現することができます。
目次
【テーマ】実現 ~これからも自分の事は自分でやりたい~
※記念撮影の為、マスクを外して撮影しています。
2019年3月に入居したH様は、2022年11月に自宅に戻られ、しばらく在宅生活を続けましたが、2023年3月に再入居(※)の運びになりました。いくつかのアクタガワ施設を見学したH様は、御家族と相談の上、再びハートライフ押切を選択しました。「H様、おかえりなさい」
(※入居前に軽い脳梗塞となり、1週間入院、退院当日に再入居となりました。)
興味・関心チェックアンケート
リハビリ開始前に、やりたい事を聴取し、実現に向けて目標を立てます。心と身体の可動域を拡大し、心豊かな毎日を過ごせるようサポートします。
※記念撮影の為、マスクを外して撮影しています。
トイレでの下衣操作や入浴時の更衣動作は、再入居時は介助で行っていましたが、立位保持が安定してきたことから「出来るところはご自分で」と見守られながら頑張ります。
実現その1「編み物」
※記念撮影の為、マスクを外して撮影しています。
腕試しで「ふくろう」作成
以前入居時にも手芸クラブに参加し、色々な作品を作ってきました。以前は裁縫や刺繍を行っていましたが、「次は編み物がやりたいね」と話していました。再入居して下さり、手芸クラブのお誘いをすると「やりたい」とおっしゃってくださいました。
「マフラー」作成
念願の編み物を行い、早速、花飾り付きの可愛いマフラーが完成しました。やはり昔の感覚は衰えていません。
実現2「歩きたい」
※記念撮影の為、マスクを外して撮影しています。
再入居前に体調を崩し、車椅子で再会したH様は、「自分で歩きたい」とおっしゃっていました。「車椅子は椅子ではない」はH様の名言です。普通の椅子で生活し、移動は職員の見守りで歩行器を使用することになりました。
2019年3月入居直後➡2021年11月➡2023年5月
歩いたり、足首をこまめに動かしたり、むくみの改善に良いと言われる事を地道に続けられたH様。その努力の結果、歩き姿も4年間変わりありません。
歩行訓練後、富士山をバックに記念写真をしました。4年前と変わらないを実現しています。
お客様のコメント
これからも一日でも長く、今の状態を維持していきたいと思います。特別なことをするのではなく、普段の生活の中でできることは自分でやる。いろいろなことにチャレンジしてみることが大切だと思っています。
担当者のコメント
「変わらない」ということが、いかに大切で大変なことかということをH様に教わりました。これからも日々、楽しく過ごして「変わらない」を実現してほしいと思います。
この生活リハビリを実施している拠点
アクタガワ 生活リハビリ押切 デイサービスセンター(静岡市清水区)