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静岡市清水区のデイサービス「生活リハビリ押切」では、生活リハビリに取り組んでいます。今回は、要介護1の83歳女性・S様の事例をご紹介します。S様の目標は、「腰をしっかり伸ばして、一人でしっかりと歩きたい」です。

レクリエーションに参加

「ちょっとやってみたい」と手芸クラブに興味を持たれました。刺繍に挑戦し、初めてのクラフトバンドでは小物入れ作りに挑戦しました。音楽や書道等のレクリエーションにも参加され、以前よりも「何事もやってみないとね」と色々なものに挑戦しながら楽しんでいます。

お花が好きなS様です。「これはなんていうお花？」と先生に積極的に質問しながらフラワーアレンジメントを楽しみます。毎回お花の種類が異なるので、それも楽しみの一つです。

福祉用具の調整

2ヶ月に1度「福祉用具の日」があり、歩行器に不具合が無いか、靴のフィット感などを専門職員が確認に来ます。その職員とすっかり仲良しになったS様です。「靴も見てちょうだい」と、気になる部分を相談します。靴の試し履きも出来るため、御自分に合った物を選ぶ事が出来ました。

目標に向けてのリハビリ

痛みの増悪予防運動と歩行訓練です。気分が乗らない日も、S様のお気持ちに寄り添って行っています。そのうちにリハビリで行った運動をお部屋でひっそり行って下さったこともあり、「なるべく動かさないとね」と気持ちも前向きになりました。これからも自身に合わせた運動で少しずつ頑張っていきましょう。

「一人でしっかり歩きたい」という目標があるS様ですが、体調が良い日は朝から「グランドゴルフをやらせて」と積極的です。陽射しがふりそそぐ中庭でプレーすると、いつしか気分もほぐれ、優しい笑顔を見せてくれました。普段のリハビリでは10分以上の運動をすると疲れてしまいがちですが、ゴルフとなると、いつの間にか30分位経過しているS様です。楽しみながら体力作りをする方法で、健康促進を目指します。

お客様のコメント

これからも自分の体調と相談しながら、楽せず、無理せずの精神でリハビリやレクレーションに参加していきたいと思います。

担当者のコメント

体調を崩すことがないようご自分のペースを保ちながら、一日一日楽しく活動的に過ごしていってほしいと思います。

この生活リハビリを実施している拠点

アクタガワ 生活リハビリ押切 デイサービスセンター(静岡市清水区）