Recreationレクリエーション

長泉デイサービス「園芸クラブ」では、今年も長泉町主催の『花と緑のコンクール』に応募しました。結果を待ち望んで待っていると8月中旬に長泉町から連絡があり、なんと【団体の部　優秀賞】を獲得することができました！今回は賞をいただくまでの経緯をお伝えいたします。

第一次審査

お客様にわかりやすく伝える為、当施設では【第一次審査】と呼ばせていただいています。第一次審査は書類審査のことで、申し込み用紙に写真や花壇のアピールポイントを記載しました。内容はお客様と一緒に考えたものを代筆させていただきました。

『花と緑のコンクール』に向けた花壇づくりの様子はこちらの記事でご紹介しています。

7月中旬、書類審査を通過したと役場から電話で連絡をいただき、見事第一次審査を通過することができたとお客様に伝えると「すごいじゃないの！」「じゃあ役場の人がここを見に来るの？」と非常に喜ばれていました。

第二次審査

第二次審査は現地審査になります。役場の審査員の10名の方々が来所され、デイサービスの中庭の様子を見ていただきました。園芸クラブの活動の様子を質問されたり、花の育て方・見せ方、気候についての話をしてくださいました。

「園芸クラブはどんな活動をしているんですか？」「花壇を増やした場所はあの辺りですか？」「昨年よりもお花が増えて綺麗になりましたね」「今年は暑いけど、上手く手入れができていますね」「クラブの活動はお客様の生きがいに繋がりますね」と審査員の方々が声を掛けてくださいました。

バインダーを持って点数を付けている姿に、お客様も職員も緊張の面持ちで見守ります。第二審査では花壇の構成（花壇に応じた花の配慮などの創意工夫）、管理（花がら管理や水やりなど花壇の手入れ）、色彩（花の種類や色調、開花時期などを考えた配慮）が審査されます。

審査が終わったあと、園芸クラブのお客様は「緊張したね～！どうだって言ってた？」「大勢で見に来てくれたのね」と緊張が解けた様子で、次々に話しかけて下さいました。

受賞者のみ連絡がくるということで「楽しみに待ちましょう！」とお客様と待ちわびること１週間後「連絡来ないですね」「ダメだったかね～」と寂しげに声を掛け合っていました。

しかし３週間後、園芸クラブ宛てに一通の手紙が届きました！

「わあ！優秀賞受賞した！！」「どれどれ見せて！」「ええ！すごいじゃない！」とお客様はとても大喜びです。「今回はダメかと思っていたよーすごいね！」「11月に授賞式があるから、正装していかなきゃね」と皆様と笑顔で受賞を喜び合いました。

施設のお客様や訪問されたお客様にも「すごいですね！」と皆様にお褒めのお言葉をいただきました。

お客様のコメント

園芸クラブ80代女性「去年も賞をもらえて今回は無理かなと思っていたけど、こんな素敵な賞をもらえてとても嬉しいね。園芸もっと頑張らないとね。」

80代女性「自分は施設に入ったばかりだけど、こんなに素敵な花壇があるなんて知らなかった。賞を獲ったなんてすごいですね。いつもきれいにされていてとても良い。また眺めさせてください。」

担当者のコメント

『園芸クラブの活動をもっと盛り上げたい！周知させたい！』との思いで、花と緑のコンクールに応募し、今回が二度目の挑戦となりました。今年度は、前年度を超える優秀賞をいただくことができました。お客様の日頃の頑張りが認められて、賞として素晴らしい形になったことがとても嬉しく思います。賞を受賞したことが、今後のクラブ活動の盛り上がり・励みになり、意欲の向上になるのではと感じています。園芸活動を通して、活動量を向上させ、お客様同士て楽しみながら活動を継続していければと思います。

このレクリエーションを実施している拠点

アクタガワ 生活リハビリ長泉 デイサービスセンター（駿東郡長泉町）