Recreationレクリエーション
長泉デイサービス 園芸クラブ『花と緑のコンクール』今年も挑みます!
長泉デイサービス「園芸クラブ」では、今年も長泉町主催の『花と緑のコンクール』に応募しました。昨年、団体の部で「健闘賞」を受賞したこともあり、今年も皆様の努力を見ていただけるよう応募を決めました。今回は夏の花壇作りとコンクールに申込みに行った様子をご紹介します。
夏の花壇作り・買い出し
お客様と一緒にホームセンターへ買い出しに行きました。たくさんのお花の中からどんな苗を植えたらいいかお客様と相談して決めていきます。花壇には元気な花も残っているので、残った花との色合い・背丈・広がりのバランスなどを考えながら決めていくので、花選びもとても真剣です!!店内を行ったり来たりするのも歩行練習です。「こうやってお店で自分で選ぶのはとても楽しいね」と帰り道に嬉しいそうにお話ししてくれました。
花の配置決め
クラブのお客様同士で、花の配置決めを入念に相談していきます。植える前に何回も配置換えを行い、良いバランスになるように見ていきます。今回は、色鮮やかなケイトウを選びました。
一人のお客様が、「ケイトウは根が柔らかいから、分けて植えられるんじゃない?」という一言で、「それいいね!」と花壇の円周をケイトウで植えることになりました。園芸の経験が豊富なお客様ならではの意見を取り入れさせていただきました。
こんなささいなやり取りですが、園芸クラブではお客様の意見をなるべく反映するように活動しています。提案を皆様で共有し、検討・反映・実行することで、自分達がクラブを作っているという達成感に繋がります。また自分の主張をする、相手の意見を聞いて考えることで社会性の維持に役立ちます。自己肯定感が向上しますし、やりがいや生きがいにつなげることが出来ます。
「ケイトウは夏らしくて可愛いね」と笑顔で話してくださいました。背がやや高くなるペンタスは中央に植えるようにしました。
花苗を植えます
熱中症対策のため短時間での作業となりますが、暑い中、手際よく作業をしてくださいました。「とても楽しいからこれぐらいなら大丈夫よ」と皆様意欲的に取り組んでくださいます。
色鮮やかに見栄えするようにケイトウを植えるようにしました。中庭の不整地での歩行や中腰での作業も安定して可能でした。
夏の花壇完成
色鮮やかでコンクール映えするような花壇を完成させえることができました。
南側のフェンス沿いにも花壇を増やし、地植えの植物やプランターを並べて、見栄えと作業のしやすさを考えた配置にしました。
コンクール 申し込み用紙作成
花壇が完成したら早速コンクールの応募に取り掛かります。お客様と一緒に申し込み用紙の作成を行いました。
長泉町役場へ
申込用紙の提出のため、長泉町役場までクラブのお客様と一緒に向かいました。お客様は「役場には何度も来ているけど、緊張するね」と、心なしか皆様口数が減っていました。
工事管理課の窓口で、市役所の方に用紙の内容を確認していただきます。その間ドキドキして確認を待ちます。「内容はバッチリですね」ということで、無事に申込用紙を提出することができました。提出が終わった後には、ホッと一安心したねとお話も弾みます。
お客様の声
園芸クラブ80代女性「今年も綺麗な花壇ができて嬉しいです。コンクールの結果がどうなるかね。良い結果が出れば嬉しいわね」
園芸クラブ80代女性「コンクールの為にいつもより庭を綺麗に出来たね!結果はいつごろでるの?楽しみだね」
90代男性「庭が綺麗になったね~!花が増えてきたね!いつもここから眺めているよ」
担当者より
今年度も無事にコンクールに応募することができました。今年度で2回目の挑戦です。コンクールには審査が3段階あり、書類審査・現地審査・最終審査と分かれています。昨年度の2次審査(現地調査)の際に審査員の方々に、中庭を見ていただき直接様々なアドバイスをいただきました。デイサービスの部屋からお客様から見やすい花の配置にした方が良い、プランターを上手く活用すると育てやすいなどのアドバイスを取り入れて、作業を行いました。
夏の暑さが厳しい中で、長時間の作業は難しい日もありましたが、暑い中でもお客様はとても意欲的に活動して下さいました。コンクールの結果を待ちわびながら、今後も活動に励みたいと思います。
このレクリエーションを実施している拠点
アクタガワ 生活リハビリ長泉 デイサービスセンター(駿東郡長泉町)