Recreationレクリエーション
初生デイサービス 運動会2021
9月30日(木)から10月12日(火)にかけて、運動レクとして『初生運動会』を行いました。約2週間にわたりそれぞれ紅白の組に分かれて6種目の競技で、競い合っていただきました。白熱した試合展開となり自チームの応援にも熱がこもり、皆さん大きな声援を送っていました。
目次
第一種目 ボッチャ
9月30日に『初生運動会』を開催しました。第一種目は「ボッチャ」です。ヨーロッパで生まれたボッチャは、重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目です。東京2020パラリンピックでも大いに盛り上がったのは記憶に新しいと思います。初生でも「ボッチャは初めてやったけど、すごく面白い」と好評でした。(事前に練習としてレクリエーションでも行いました。)
第二種目 スリッパ飛ばし
10月1日は、第二種目の「スリッパ飛ばし」を行いました。上手に飛ばせた方やあさっての方向に飛んで行った方もいて、笑いながらも皆さん頑張り、点数を稼ぎました。なんと言ってもチームの声援がすごかったです。最後は職員もチャレンジしてみました。
第三種目 風船バレー
- 10月8日は、第三種目の「風船バレー」を行いました。熱のこもった応援にヒートアップしてついつい立ち上がってしまうお客様もいて、白熱した試合展開でした。うしろでフォローする職員の健闘がおかしくもあり、健気でもありました。
第四種目 ペタボード
10月9日は、第四種目の「ペタボード」を行いました。レクリエーションでは定番の種目ですが、チーム戦ともなると皆さん真剣に取り組んでいらっしゃいました。
第五種目 車いすリレー
10月11日は、第五種目の「車いすリレー」を行いました。レイをバトン代わりにして、デイサービスのフロアに作った「特設トラック」を左回りに1周ごとのリレーで2戦行い、タイム計測の結果で勝敗を決めるルールです。今回も白熱した戦いと応援になりました。
最終種目 玉入れ
10月12日火曜日は、最終種目の「玉入れ」を行いました。最終種目とあって皆さん気合十分でした。
優勝チーム
総合結果は、『白組』の勝利でした。
準優勝チーム
振り返るとどの種目も皆さん真剣に取り組まれ、応援も大きな声を出して声援を送り、大変充実した運動会となりました。
打ち上げ
※食事中の為、マスクを外して撮影しております。
戦いも終わって熱戦を振り返るべく、朝から漬けておいた漬物と皆さんが作った思い思いのおにぎりで打ち上げをして、6種目におよぶ『初生運動会』のお開きとしました。
運動会準備(工作)
応援用のボンボンと壁に掲示する万国旗も準備しました。
お客様のコメント
「チームの仲間と前より仲良くなれました」
「車いすは乗ったことがなかったけど、意外と難しいんだね」
「運動は苦手ですが、車いすリレーは頑張りました」
「童心に返るって、こういうことね」
「最終日が楽しみなので、出かける予定をやめて参加します」
担当者のコメント
作業療法士より
・ペタボード・・・慣れ親しんだ競技
・ボッチャ・・・パラリンピックに刺激を受け、新しく練習した競技
・玉入れ・・・腕を大きく上げる競技
・スリッパ飛ばし・・・足を使った競技
・風船バレー・・・力のコントロールが必要な競技
・車いすリレー・・・車いすの方が活躍できる競技
今回の運動会では、上記のように様々な身体機能や認知機能にアプローチできる競技を取り入れることで、楽しい中にもリハビリ要素をふんだんに盛り込むことができました。毎日のレクリエーションの中にも、同じように様々なリハビリ効果が期待できます。アクタガワのデイサービスでは、専門職がそれぞれのお客様に必要な運動要素を兼ね備えたプログラムを作成し、日常生活の中でのリハビリを行っています。
このレクリエーションを実施している拠点
アクタガワ 生活リハビリ初生 デイサービスセンター(浜松市北区)