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静岡市駿河区の生活リハビリ八幡デイサービスでは、毎月季節のイベントを実施しております。今月は新茶を存分にを楽しんでいただけるイベント「茶祭‐CHASAI‐」を開催しました。

昼食作り『おにぎりと野菜たっぷり豚汁』

八十八夜は、立春から数えて88日目にあたる日で、農作業を始める目安です。八十八夜に種まきをすると、秋にお米が沢山採れると言われていたそうです。
八十八夜は茶摘みだけでなく、農業をする人にとっても大切な日だったようです。ということで、今回の昼食メニューはおにぎりと野菜たっぷり豚汁です。

おにぎりの具材は、事前に「おにぎりの具材総選挙」にてお客様に投票していただき、梅干しと昆布のおにぎりに決まりました。

おにぎりと豚汁　完成

※食事中のため、マスクを外して撮影しています。

90歳のF様は「自分で握ったおにぎりとても美味しいです」と、素敵な笑顔で召し上がっておりました。

リハビリゲーム『八幡のお茶工場』

午後は、リハビリゲームで身体を動かしました。「八幡のお茶工場ゲーム」とは「茶摘み」「茶葉の選定」「袋詰め」3つの工程をリレー形式で行い、最後に袋詰め出来た茶葉の枚数を競うゲームです。
このゲームは、皆様で茶摘みの歌を唄いながら作業することで肺活量、腹筋の向上、注意力・認知の向上も期待できます。

第1種目「茶摘み」

制限時間内に茶畑からお茶の葉をできるだけ沢山摘んでいきます。
リハビリ効果：指先の力が強くなる、指先の器用さの向上、体幹の筋力向上

第2種目「茶葉の選定」

摘んだ茶葉を煎茶（緑）、新茶（黄緑）、茎茶（茶色）に色分けしていきます。
リハビリ効果：色の識別能力の向上、注意力・集中力の向上、指先の器用さの向上

第3種目「袋詰め」

緑の茶葉は煎茶の袋へ、黄緑の茶葉は新茶の袋へ、茶色の茎は茎茶の袋へトングを使って袋詰めしていきます。

リハビリ効果：両手の協調性の向上、腕の器用さの向上、（こぼさずに気を付ける、丁度良い量を意識することで）注意力・集中力の向上。

おやつ『利き茶～新茶はどっち？～』

※食事中のため、マスクを外して撮影しています。

皆様お待ちかねの新茶を美味しい和菓子と一緒に楽しんでいただきました。さらに少しゲーム要素を加え、普段デイサービスでお出ししているお茶と掛川新茶を飲み比べしていただき、どちらが新茶か当てていただきました。

「絶対にBが新茶！色が全然違うもの！」「いやいや、Aの方が甘みがあってまろやかだから、こっちが新茶よ！」と、お客様同士お話しされている声が聞こえてきました。

「せーの！」で札を挙げていただくと、結果はAとB半々でした。「正解はBです！」と発表すると「えー！」と驚かれているお客様もいらっしゃり大変盛り上がりました。

お客様のコメント

80代女性「昼食作りが楽しかったです！」

80代男性「新茶イベント楽しみにしてました！またイベント参加します！」

90代女性「茶摘みゲーム楽しかったです！またやりましょう！」

担当者のコメント

生活リハビリ八幡のイベントでは、お客様に楽しんでいただきながら「生活リハビリ」になるような機能訓練を実施しております。今回は「昼食作り」「リハビリゲーム」「利き茶」を通して、日常の動作訓練や脳の刺激になるようなイベントを開催いたしました。今後も、五感を刺激する季節のイベントを開催していく予定です。

このイベントを実施している拠点

アクタガワ 生活リハビリ八幡 デイサービスセンター（静岡市駿河区）