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静岡中央デイサービス 歩行促進~歩行速度編~
静岡中央デイサービスでは、3月・6月・9月・12月を「歩行促進月」としてお客様全員の握力測定と歩行速度の計測を実施しています。今回は歩行速度の計測の様子をお伝えします。
歩行速度計測の目的
歩行速度は5mの距離を何秒で歩けるかの速さを測定するテストです。この測定は横断歩道を渡りきれる速度、つまり赤信号に変わるまでに反対側まで歩けるか、の指標となるものです。基準は5.0秒以下とされています。また、6.2秒以上であったり、1年間で歩行速度が1.0秒以上低下すると転倒の危険が高いと言われています。
お客様にも「横断歩道を渡っているつもりで歩いて下さい」と声掛けをして測定を行っています。歩行速度の速いお客様の測定時には、周りで見ているお客様から「速いな~」と歓声が上がることもあります。
測定結果を屋外歩行訓練の参考に
当デイサービスではお客様と一緒に公園や町中などに出掛ける「屋外歩行訓練」を実施しています。歩行速度の結果を参考にして、お客様の歩行能力に合った場所や距離などを選び、無理なく楽しんでいただけるようにと計画しています。
お客様のコメント
70代女性「この前よりも早く歩けたような気がするよ」
70代女性「測ってもらうと数字で出るからわかりやすいよね」
80代男性「この前、息子と一緒に買い物に行って遅いと言われたよ。測ってみると確かに遅いね。運動やお散歩に参加したいから、また誘ってください」
担当者のコメント
ただ漠然と「歩く速さを測る」では、速いか遅いかで終わってしまいます。具体的に「横断歩道を渡れるかどうかを測っています」とお伝えすることで、お客様自身にも測定の目的を理解していただき、実際の横断歩道を想定して測定に参加していただくことができます。結果は握力と一緒にお客様に紙面でお知らせし、その際にご自宅でできる簡単な運動などもアドバイスさせていただいています。
この生活リハビリを実施している拠点
アクタガワ 生活リハビリ静岡中央 デイサービスセンター(静岡市駿河区)