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相良デイサービス 第九回 転倒予防教室
相良デイサービスでは、今月も理学療法士による転倒予防教室を開催しました。今月は理学療法士による熱中症に関する講義と体操を行いました。今後も定期的に開催していく予定です。是非ご参加ください。
理学療法士による転倒予防教室の様子
今月は教室にて「脱水と水分の大切さ」を認識していただき、身近に起きる怖さを改めて知っていただきました。また、基礎的な筋力向上と転倒に関する講義を理学療法士より行わせていただきました。身近な話題ということで皆様真剣な表情でお話を聞いて下さいました。講義の後は転倒しにくい身体を作るための体操を行いました。
お客様のコメント
90代男性「脱水の怖さと水分の大切さが分かりました」
70代女性「自分でも気を付けているけど、今日は楽しく勉強が出来て良かったよ。」
担当者のコメント
つまずいたり、足を滑らせたりした時に転倒する以外に、具合が悪くなって倒れてしまうという事もあります。熱中症は後者に該当しますね。毎日のように熱中症と言う言葉を耳にしますが、熱中症とはどんなものなのか、どのように予防するのか、熱中症になりにくい身体の作り方をお伝えさせていただきました。室温を28℃にしましょうと聞く機会が多いですが、『室温を28℃に保つこと』と『エアコンの温度設定を28℃にすること』は違います。ご自身の過ごしている環境が28℃となるようお願いしました。室温が28℃以下、湿度が50~60%が理想です。お客様とご家族様の『暑さの感じ方』、『喉の渇きの感じ方』の違いについてもお話させていただきました。高齢者は皮膚の温点が減り暑さを感じにくくなります。部屋の温度が低く感じる際にはエアコンが直接当たらない場所で過ごしたり、薄手の上着を羽織るなどするとよいでしょう。体内の水分量を保つためには1日1000ml~1500mlの水分摂取が必要です。冷たい飲み物でなくてもよいので積極的に摂取するよう意識していきましょう。熱中症予防には1日1回汗をかく程度の運動を続けていくと良いと言われています。汗をかく習慣をもつことにより体温調節機能が維持できます。運動により血流量が増えると、身体に溜まった熱を外に逃がしやすくなることがわかっています。朝や夕方など過ごしやすい時間に運動してみるとよいですね。
アクタガワ生活リハビリ相良デイサービスセンターでは定期的に転倒予防教室を開催しています。是非ご参加下さい。
この生活リハビリを実施している拠点
アクタガワ 生活リハビリ相良 デイサービスセンター(牧之原市)