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押切デイサービス 生活リハビリ事例集 M様 R6.8月号
静岡市清水区のサービス付き高齢者向け住宅ハートライフ押切では、生活リハビリに取り組んでいます。こちらの記事では、生活リハビリ事例をご紹介します。
お客様情報
今回ご紹介するM様は、既往としてパーキンソン病や多系統萎縮症がありました。2023年11月にご自宅で左視床出血になり右上下肢不全麻痺となりました。ハートライフ押切に入居されてからもチャレンジ精神旺盛なM様は、手先の器用さを活かして園芸や家事等さまざまな事柄に積極的に参加してくださっています。他職種連携のもとで楽しく取り組まれている姿をご紹介します。
目標:色々なことをやりたいよ。元気に毎日を過ごしたいよ。
クラフトバンド
クラフトバンドという紙の材料でフクロウとネコの飾り物を作りました。目や鼻の位置を自由に決めて、表情豊かな作品が完成!完成後は居室に飾ったり、バッグにつけたり、自由に楽しんでいただいています。
「1時間くらいで作れました!丸めたりボンドで貼ったり、指の運動になったよ!」
全員で記念撮影をしました。
完成した「幸福の鳥 ふくろう」です。
大好きなネコを作りました!
野菜作り
夏野菜のキュウリ・トマト・ピーマンの苗を協力しあって植えました。水やり・収穫・調理・実食を皆様と一緒に行いました。家で生活していた時と変わらぬ環境に近い日々を送れるようサポートします。昔行っていた植物を育てる楽しみを再び感じていただいています。皆様で協力して育てたピーマンはとても美味しかったです。
「土いじりの感覚が懐かしい!」
「収穫したよ!」
包丁さばきも流石、あっという間です。
塩をふって電子レンジで温めます。
海苔をまぶして完成です。
「自分で植えたピーマンは格別!」
歩行訓練
いつも仲良くされているM様もお誘いして一緒にお散歩をしました。外の空気を吸って、お話ししながら気分転換です。長い距離も安定して歩けるように頑張ります。
きれいに咲いている紫陽花の前で記念撮影をしました。
SDGsに貢献
ティッシュの空き箱をつぶして、古紙回収ステーションまで運ぶ作業を行っています。他のお客様や職員と一緒に楽しくSDGsを行っています。
「立ったまま出来るよ!」
「手指の訓練になるね!」
いざ出発です。
途中にあるお寿司屋さんが気になります。寄り道したい気持ちを堪えて目的地を目指します。
古紙回収ステーションは片道150mほどの所にあります。往復して300mで体力作りにちょうど良い距離です。
「みんなで協力すると楽しいね!」
現在はフラワーアレンジメントで作ったお花を居室へ配るお手伝いをしてくださっています。入居したらもう諦めるのではなく、家にいた時と近い状態で過ごしていただけるよう、これからも他職種連携でサポートしていきます!
お客様コメント
M様「これからもできること、できそうなことはどんどん積極的にやっていきたいと思います。入所して1ケ月後ぐらいは足の浮腫みがたいへん気になっていましたが、いろいろと活動させてもらって足の浮腫みもなくなりました」
担当者のコメント
いろいろなことに常にチャレンジしていくM様、活動量を増やすことによって「笑顔」の数も増えました。これからも常にチャレンジャーで日々の生活を楽しく過ごしてもらいたいと思います。
この生活リハビリを実施している拠点
アクタガワ 生活リハビリ押切 デイサービスセンター(静岡市清水区)