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※記念撮影のため、マスクを外して撮影しています。

K様は、在宅生活中に腰椎圧迫骨折を受傷し、退院とともにハートライフ押切に入居されました。入居された令和5年2月は、車椅子に乗車し体幹コルセットを装着、日中もベッドで過ごす時間が殆どでした。しかし根気強くリハビリを行い、車椅子から杖歩行が可能となりました。そして趣味の園芸もご夫婦で始められました。

目標：妻と一緒に楽しく過ごせる日を続けていきたい

※記念撮影のため、お客様のご希望によりマスクを外していらっしゃる場合があります。

入居直後は車イス移動で体幹コルセットを使用されていました。

コルセットが外れてからは「移動手段を杖にしてみませんか？」と提案しました。福祉用具担当職員に複数の杖を用意してもらい、どのタイプにしようか試してみる所からスタートしました。

「歩けなくなったら困る」との発言も増え、歩行意欲がわいてきました。距離を少しずつ伸ばし公道での練習も出来るようになりました。大好きな草花を手に取って観察しながら歩きます。

ついに近所の吉野寿司まで歩いていけるようになりました。一緒に入居されている奥様の車椅子を押しながら歩いて、大好きなお寿司を堪能しました。いつかお酒を飲みに行きたいとの発言も聞かれました。

K様のご希望に寄り添い、外の景色を見ながらお散歩したり、お話を楽しんでいます。「手が上がりにくい」との訴えもあり、現在行っている野菜作りと並行して上肢訓練もスタートしました。今後も自分でできることを保ちながら頑張ります。

令和5年４月にご夫婦おそろいで娘様に会いに行きました。当時はまだ車椅子でした。

令和5年7月、リハビリを経て杖で行く事が出来ました。愛する大切な娘様に会え「元気そうだった。嬉しかったよ、ありがとう」と、普段からご家族を大切に思われているK様はとても感激されていました。

園芸クラブの立ち上げ

※記念撮影のため、マスクを外して撮影しています。

畑仕事をご夫婦で共にやってきた経験を活かし、野菜作りがスタートしました。記念すべき「園芸クラブ」の第1号はキュウリ・トマト・オクラの夏野菜に挑戦です。

上肢訓練の効果もあり、手を挙げる苦手な動きもスムーズになってきました。K様は野菜の成長を優しいまなざしで見つめていらっしゃいます。園芸クラブは新たなK様の生き甲斐に繋がり、今では野菜作りの指導を私達にして下さっています。これからも、野菜の成長とともにＫ様の日々の活動性UPを目指します。

お客様のコメント

「もっともっと体力をつけたい。リハビリに励んて、夜は大好きなお酒も飲みたいな」

職員のコメント

K様はすごい回復力を見せています。どんどん体を動かし、さらにパワーアップし一日一日を楽しく過ごしてもらいたいと思います。

この生活リハビリを実施している拠点

アクタガワ 生活リハビリ押切 デイサービスセンター(静岡市清水区)