Topicsデイサービス新着情報
初生デイサービス テーブルリハビリ
ハートライフ初生デイサービスでは、生活リハビリの一環として「テーブルリハ」に取り組んでおります。お客様には、作業療法士(OT)が作成した各種のメニューから選んでいただき、空き時間などを利用して、職員や作業療法士(OT)がサポートしながら楽しんでいただいています。
目次
生活リハビリとは
ご本人が「難しいと感じてしまっていること」と「今できること」を聞き取り、「望んでいる生き方」を職員が一緒に見つけます。そして、身体機能・生活状況・家屋環境・家族背景を踏まえた上で社会参加・役割の創出に向けた目標を立て、理学療法士・作業療法士、看護師、介護職員とともに、運動や活動を通して自己実現の達成を目指します。
テーブルリハビリとは
テーブルリハビリとは作業療法のノウハウを生かし、日常生活における応用動作の練習を行うとともに、コミュニティ内での役割意識や自己効力感を高め、より意欲的な生活への足掛かりを作ります。
テーブルリハビリメニュー
ハートライフ初生では、様々なテーブルリハビリのメニューをご用意しております。お客様も、どのメニューを選ぶか悩まれ空き時間に手軽に楽しめるので、好評です。メニューの一部ではありますが、ご紹介したいと思います。
お箸トレーニング
手指の可動域制限や筋力低下、震えによってお箸を使いにくいと感じている方は多いと思いますが、そんな方にピッタリです。豆つかみなどのレクリエーションを行うこともあるでしょうが、実際の食事の場面では豆のようなつかみにくいものは殆ど出ないので、まずは難易度の低い布製のデコレーションボールで練習をしましょう。
箸の種類も、割りばし、塗り箸、角箸、丸箸など段階付けができますし、その前段階としてピンセットなどでの練習も有効です。
コロコロ迷路
クリアケースの中に作られた迷路を、大きなビーズを転がしながら進んで行くゲームです。皆さんも小さいサイズのものを子供の頃にやった経験があるのではないでしょうか。
初生で作ったコロコロ迷路はクリアケースの中で仕切り板を使用し表裏両面繋がっているので、ゴールのないタイプの迷路です。大きな迷路は視力の低下した方や上肢機能の低下した方でも行いやすく、誰にでも取り組むことができる手軽なテーブルリハビリです。
このテーブルリハでは、玉の動きを観察する注意力や進めたい方向を見極める集中力、上肢手指の可動域拡大といった効果が期待できます。コロコロ転がるビーズを眺めているだけでも面白いです。迷路の大きさや玉の重さによって難易度に変化を付けることが出来るので、オリジナルの迷路を作ってみてください。
色合わせパズル
「色合わせパズル」は、パズルシートの色に合わせてスティック状のピースを組み合わせていくパズルです。簡単そうに見えますが、なかなか合わず苦戦する事も多いゲームです。
このテーブルリハでは、薄い素材で作られたスティックを使用するため、手指巧緻性の向上が期待できます。また、パズルに取り組む集中力や注意力の向上も見込めます。
脳卒中後遺症による半側空間無視などの症状が見られる方には、患側へ注意を向ける訓練の為にパズルを用いることも有効です。
お客様のコメント
「お箸で掴むのは難しいけど、夢中になって楽しめます」
「ころころ迷路は、子供の頃を思い出して楽しいです」
「色合わせパズルは、中々色が揃わなくて難しいです」
「空き時間に手軽に楽しめます」
「今日はどれをやろうか悩みます」
担当者のコメント
作業療法士が中心となって、様々なテーブルリハビリを考案して、皆さんのQOL(生活の質)の向上に努めております。
こちらの生活リハビリを実施している拠点
アクタガワ 生活リハビリ初生 デイサービスセンター(浜松市)