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厚原デイサービス 外部研修「摂食嚥下について」

厚原デイサービスを含むハートフルホーム厚原では、小規模多機能・グループホームと他の事業所も含んで合同で外部研修をデイフロアにて行いました。内容は「摂食嚥下について」。簡単に言うと、食べ物を食べようとして口に運んで飲み込む動作の一連の流れのことです。病気や認知機能の低下などで食べ物を口に運んだり飲み込んだりできない方への対応や、飲み込む動作が口の中ではどうなっているのか改めて勉強させていただきました。

座学研修
複数の拠点から職員が集まって研修を受けました。今回はZOOMも使用して遠方の拠点の方も参加してくださいました。今回の講師は、言語聴覚士の先生です。資料を見ながら摂食嚥下について解説してくださいました。普段何気なく行っている動作がどのような仕組みになっているか確認できました。
実技研修
実技で行ったのは、立って食事介助をすることが食べる側としてどれほど大変かを確認するものでした。普段座って食事介助を行いますが、立って介助をする恐ろしさを身をもって体験してもらいました。顎が上がり、食べ物が舌の先に落ちてしまい、とても飲み込みづらく、誤嚥を起こしやすい状況を作り出してしまっているのを確認し、改めて座っての食事介助と舌の奥に食べ物を運ぶことの重要性を確認しました。寝た姿勢の方にもどのくらいの角度で食事介助を行うのが適正かを職員が身をもって体験し、確認することができました。
職員のコメント
デイ職員「実際に体験するとお客様の気持ちがわかるので良い経験だった」
グループホーム職員「新たな発見があってよかった。実際に試してみます」
小規模多機能職員「とても勉強になったので、職員に共有して対応していきたい」
担当者のコメント
定期的にデイサービスの利用終了後に職員の研修を行い、介助の仕方などを研鑽しています。デイサービスではあまり食事介助のお客様は多くありませんが、どうしても認知機能の低下で食べることがわからなくなってしまう方などがいらっしゃるので、ご家族様へのアドバイスやデイサービス利用時の食事の対応など様々な場面を想定して対応できるようにしていきたいと考え、今回研修に参加いたしました。食べることが楽しみな方が多くいらっしゃるので、栄養の事も考えながら安全に楽しく食事を召し上がっていただけるように、今後も対応していきます。

こちらの拠点の詳細は
アクタガワ 生活リハビリ厚原 デイサービスセンター(富士市)

