Recreationレクリエーション
八幡デイサービス 春はぼたもち・秋はおはぎ

9月に入りまだまだ暑い日が続いておりますが、夕暮れには、虫の声など秋を感じる様になりました。そこで、本日は『おはぎとぼたもち』の違いは?ということで、おやつ作りを行いました。

「ぼたもち」と「おはぎ」
「このふたつはまったく同じものなの。春に咲く牡丹と秋に咲く萩にちなんでつくるのよ」と、T様が教えてくれました。
お米の準備
下準備をお願いすると「できるよ。」と、お米を研いでくださるM様。
お米をつぶす
指先の運動も兼ね、炊きあがったご飯をつぶしていきます。
丁寧に俵型にするK様。「手がだめだから」とおっしゃりながらも「やってみようか」と手を動かし始めました。
会話も弾みます
ミャンマー出身の職員に日本の行事を教えてくださるお客様。若いころの思い出話に笑い声も聞こえてきました。
一緒に

きなこと砂糖を混ぜるおふたり。「塩を少し足したいね。」と、K様。塩を一つまみ入れ、味見をし完成させていました。
「俺は、こんなことやったことないぞ。」と言いながらも「持ってこい。」と黒ゴマを準備してくださるT様。
丸める
出来上がった3種類の味を丸めたごはんに付けていきます。味は抹茶餡、きなこ、ごまの3種類をご用意いたしました。
完成


お客様のコメント
90代女性「ずんだもちかと思ったら、抹茶かね。おいしい」
80代女性「ごはんでもこんなに、美味しくできるのね。完食しちゃった」
80代男性「おいしい」
80代女性「みんなでわいわいと楽しかった。今日は来てよかった。夕飯食べられないね」
担当者のコメント
おはぎの小豆ではなく、抹茶餡やきなこ、ごま、と3種類の味を楽しめたようです。「できないよ。」と仰りながらも、周りのお客様が「できるよ」「手伝うよ」と声をかけて一緒に進めていたり、うまくできない方を見かけると、席を立ちそばによって「やろうか?」と、声をかけてくださるお客様もいらっしゃいました。八幡では、職員だけではなく、お客様自身が気づき、周りを見て支えてくださっています。見守っている私自身も温かい気持ちになり、いつもお客様の優しさに感謝の気持ちでいっぱいになります。

このレクリエーションを実施している拠点
アクタガワ 生活リハビリ八幡 デイサービスセンター(静岡市駿河区)