Recreationレクリエーション
認知機能
2025.04.30
八幡デイサービス 書くということ

私たちもお客様も年々「書くこと」から離れています。そこで八幡デイサービスでは、4月からこんな取り組みを始める事にしました。
目次
作業療法士に効果を聞いてみる
「書くこと」は手の力を鍛えるだけではなく、指先を動かすことで脳への刺激になる!目の前のものに向き合うことで集中力を養えることができる!などなど、「書くこと」には良いことがいっぱいです。
自分ノート
ひとり一冊ノート、鉛筆を配布しました。
今日の出来事を書いてみる
「思い出して書く」では、何を書いていいか悩んでしまい、嫌になってしまうのではと思い、まず写すことからはじめました。
ホワイトボードに書いてある、日付、天気、食事の献立、今日の行事などを書き写していただきました。
見せあいながら
「ちょっと見せて」と、A様。お友達同士、何を書いているか、会話も弾んでいます。
一言日記
感じたことを書きとめるS様。

今では
取り組みはじめ、2週間。お昼ご飯の感想や今感じたこと、職員の話、ふと感じたことを書き留めている姿がみられます。
ふとした時、読み返すと「あ~こんなことがあったね」と、思い出されています。
お客様のコメント
70代女性「久しぶりに書いたよ」
80代女性「読み返すとおもしろいね」
80代女性「私だけが読める日記だよ」
80代男性「忘れないよう。親切にしてくれたことも書いてあるよ」
担当者のコメント
ご家族のご意見から、ヒントをいただきスタートした『書くこと』。機能維持、脳への刺激はもちろんの事、心を落ち着かせ、自分自身と向き合う時間にもなっているように感じます。人には見せない、自分だけの思いを書く方もいらっしゃいます。忘れてしまう不安から、書いておく安心感。読み返して、出来事を思い出す。とても素敵なひとり一人の一冊になっています。

このレクリエーションを実施している拠点
アクタガワ 生活リハビリ八幡 デイサービスセンター(静岡市駿河区)
