Recreationレクリエーション
八幡デイサービス 嘉祥の日
6月16日は「嘉祥(かじょう)の日」といって、聞きなれない言葉ですが「和菓子を楽しむ日」です。厄除け・招福を願ってお菓子を食べる風習があると言う事で、八幡デイサービスでは季節の和菓子、紫陽花を手作りしました。
得意なこと
同じ大きさに餡子を丸めることや細かい事や指先を動かすことが得意なお客様に作業をお願いしました。
分量を量り、卵を割って混ぜ合わせます。仲の良いY様とS様、笑いが絶えません。
出来上がった生地を「せ~の!」という掛け声でひっくり返します。息もぴったりで上手にひっくり返りました。
焼き上げ
こちらは、紫陽花の花びらとなる生地を焼いています。
紫陽花
焼きあがった色とりどりの花びらと葉を盛り付けていきます。
完成
個性あふれる紫陽花が出来上がり、粉砂糖をふりかけると「どこかのお店で買ったみたい」と歓声が上がりました。
お客様のコメント
80代女性「紫陽花らしくできた。食べるのがもったいない」
80代女性「なんだか、わいわいやっているうちに、素敵なのができたよ」
70代男性「おいしい」
60代女性「ひさしぶりで、楽しかった。いろいろ手伝えてよかった」
80代女性「助けてもらいながらできた。きれいでしょ」
担当者のコメント
材料や職員の説明だけでは、お客様は何ができるのか半信半疑のご様子でした。しかし、得意分野を活かし、工夫しながら少人数のグループに分担したことで、お客様同士が協力する姿が見られました。気の合う仲間同士、手際よくチームごとに作業を進めていました。
困った!という声が上がると、職員は手を出さずに「できた」につながるようにフォローに入りました。まるくなった餡子、青や紫の花びら、緑の葉を使い、焼きあがった生地を一人ひとりが紫陽花に仕上げて完成させました。
珈琲を飲みながら鑑賞会のように、お客様同士で「素敵ね」「この色合いがきれい」「葉をこうすると素敵」と、できあがった和菓子を褒め合う姿を見て、私たちも嬉しく思います。
これからもたくさんの素敵な時間を提供できるように、お客様と一緒に企画していこうと思います。
このレクリエーションを実施している拠点
アクタガワ 生活リハビリ八幡 デイサービスセンター(静岡市駿河区)